こんにちは。今日は、我が家にちょっとした事が起こりまして・・・出先から車に乗って帰るとガレージに見知らぬ自転車が置いてありました。もし、家に見知らぬ自転車が置いてあったらどうするか?今日はそんなお話です。
- 一体誰の自転車?
- 見知らぬ自転車の持ち主、私の予想
- 持ち主が大体わかった。
- 見知らぬ自転車について警察に電話することにしました。
- 放置自転車は、放置された家の人が処分しなければならない?
- 交番の方とのやりとり グッドタイミング
- おじいさんそんなに謝らなくていいよ。
- 息子さんがいてよかった。
- 電動アシスト自転車、恐るべし、あっという間に10キロ!
- 紛失防止タグを持ち物につけておくと良いかも?
- おわりに
一体誰の自転車?
昨日、午後3時ごろ出先から車で我が家に帰ってくると、ガレージに見知らぬ自転車が。
よくみると電動アシスト自転車です。
近くに住む長兄も来ており(毎日来る)、お客さんの自転車かな?と思って家に入ると、お客さんは誰もいない。
長兄にたずねると、長兄は少し前にやってきて、その時もすでに自転車はあったそうで、誰の物かわからない。とのこと。
ん?じゃ誰の自転車?
次兄の事業所が隣接しているので、もしかして、そちらのお客さま?
と夕方まで様子を見ることにしました。
夕方・・・自転車、まだある。
暗くなって・・・まだある。
一晩、様子を見ることにし、まだ自転車が置いてあったら警察に連絡することにしました。
見知らぬ自転車の持ち主、私の予想
- ご近所のおじいちゃんが、認知症が出て、もしかして道に迷って、置いていったかも?どこに置いたかわからなくなったのではないか?
- 電動自転車でバッテリーがなくなって予備バッテリーを取りに行った。
- ガレージが散らかっているので、ここなら捨てていいかも?と乗り捨てた。(その割には、綺麗な自転車だし、きちんと鍵がかけられている)
今朝・・・自転車、まだある。
持ち主が大体わかった。
警察に電話する前に、次兄の事業所スタッフのものではないか確認しなければ・・・と次兄に確認しました。
昨日事件はすでに起こっていたようです。姉さん、事件です。笑
私「忙しいところ、ごめん。なんか昨日から知らない自転車が置いてあるんだけど・・・自転車、誰か置いた?」
次兄「自転車なんか誰も置いてないよ。」
私「そう。じゃ〜警察電話するしかないね。」
次兄「あ〜!昨日徘徊のおじいさんがいたのよ。(私の外出中)家の方からふらふらと歩いてきて、様子がおかしいから聞いてみたら、〇〇(苗字)の家を探している。って、家がわからん!って。その時は、歩いてきたって言ってた。それで警察に連絡して保護してもらったら、なんか遠くの方の〇〇だったから、その自転車、あのおじいさんのかも?!」
私「えっ〇〇遠いね。」(10キロくらい?)
時間もちょうど同じ頃だったので、おそらく、そのおじいさんのものだ。ということになりました。
見知らぬ自転車について警察に電話することにしました。
警察に電話→近くの交番へつながれる
(*会話はだいぶ簡略化しています)
私「うちのガレージに誰かの自転車が置いてあって困っているのですが、昨日いわゆる徘徊のおじいさんがうちの近所をうろうろされていて保護されたそうで、その方のものだと思うんですけど。自転車引き取りにきていただけますか?」
交番の方「ああ、放置自転車ね。」
私「放置っていうか、たぶんそのおじいさんの自転車だと思うんですけど。」
交番の方「まだその方のものかは、わからないですし・・・盗難自転車かもしれないし、ご自宅の敷地内ですか?」
私「はい。ガレージに。」
放置自転車は、放置された家の人が処分しなければならない?
交番の方「え〜と放置自転車は、警察では引き取る事ができないんですよ。敷地内だと、放置自転車の場合、敷地の世帯主の管理で処分する事になっているんですよ。防犯シールついていましたか?」
私「えっ?引き取り手がいないと、うちが処分するんですか?あ、シールはついていました。防犯シールで持ち主わかりますよね?連絡していただけないんですか?」
交番の方「紛失届とか盗難届が出てないと、基本的にはこちらからは、連絡することはできないんですよ。」
私「え〜っ!!」
交番「とりあえず、見に行きますので、住所を。」
と、交番の方が我が家のガレージの見知らぬ自転車を確認しに来られました。
交番の方とのやりとり グッドタイミング
私「この自転車なんですけど。たぶん、昨日のおじいさんのものだと思うんですけど。」
交番の方「防犯シールの名前確認しますね。」
私「なんか、昨日の徘徊の方、〇〇あたりに住んでいる方だと聞きました。私は会ってないんですけど。」
交番の方「ああ、住所は同じようなところです。たぶん同じ方ですね。届が出てます。」
私「あ、連絡して確認していただけますか?」
交番の方、紛失主に連絡していただき、私の携帯番号も先方に教え、我が家に自転車を取りに来ていただくようにお願いした。
どうやら、自転車を探しに近くの交番に届出を出しにいらしていたようで、すぐに息子さん(だと思います)から電話があり、取りに来ていただきました。
一件落着!!
おじいさんそんなに謝らなくていいよ。
おじいさんは、80代位でしょうか?ちびまる子ちゃんのおじいちゃんみたいな感じの可愛い感じの方で、私の母よりもしっかりした足取りでした。
「どうもすみません。なんか頭が急におかしくなったみたいで。」
すいません。すいません。と何度も謝っていらして、そこまで謝らなくても良いよ。という気持ちになりました。
次兄に会った時も「昨日は本当にすみません。お世話になりました。」としっかりした口調でしたので、たぶん、普段はしっかりしていらっしゃるのでしょうね。
息子さんは「もう乗せない!」ともおっしゃっていましたが・・・
おじいさん「まだ、買ったばかりなんです。」と。
おじいさん、自転車にしっかり鍵かけたけど、鍵持って来てないから、自転車を動かせない笑・・・息子さんが自転車を抱えて(たぶん重い)、軽トラで運んでいかれました。
息子さんも大変ですね。
徘徊のご老人は、昔住んでいた町などに行かれると聞きますが、今回は違ったようで、今まで一度も我が町には来た事がなかったそうです。
息子さんがいてよかった。
もし、おじいさんが一人暮らしで自転車をどこに置いたかわからなくなっていたら、
我が家に自転車はずっとあったわけで・・・
素敵な自転車だからと私が乗り回したら盗難車になるわけで・・・
処分すると処分の費用は我が家持ちになるわけで・・・
おじいさん、朝からずっと自転車を探されていたそうです。
買ったばっかりだったら、一段としょんぼりしちゃいますよね。よかったよかった。
持ち主にきちんと戻って、色々色々よかった〜。
電動アシスト自転車、恐るべし、あっという間に10キロ!
まだ、買ったばかりの電動アシスト自転車でおじいちゃんも嬉しかったのかな〜?
10キロくらいの距離をはるばる来ましたね〜。
ご近所だけなら乗せてあげてほしい・・・けど、ご近所と思って10キロも来てしまったのですね(汗)
おじいさんの愛車はヤマハの電動アシスト自転車でした。
あのおじいさんが、10キロ移動できるなら、
非力な私もかなり遠くまで自転車で行けるかも?
紛失防止タグを持ち物につけておくと良いかも?
認知症で徘徊される高齢者のご家族のご苦労は大変なことと思います。
自転車を取りに来られた後に気がついたのですが、
紛失防止タグを持ち物につけておくと良いかもしれないと思いました。
紛失防止タグは、鍵を無くした。財布を落とした。などというときにスマホでその無くした場所が確認できるものです。
あのおじいさんの場合は
- おじいさんがいつも持っていくもの(お財布など)
- 自転車
- 自転車の鍵
などにタグをつけておくと、おじいさんの居場所や無くしたものの場所が確認でき、ご家族の心配やご苦労も少しは軽減できるかもしれませんね。
私は時々iPhoneを探します。笑 大体の場合すぐに見つかるのですが、
なかなか見つからなくてMacの「iPhoneを探す」機能を数回使ったことがあります。
1回は美容室に忘れて取りに行きました。(汗)
あとは、家の中・・・電話を鳴らして探したことがあります。笑
おわりに
電動アシスト自転車は、おじいちゃんでも、かなり遠くまでスイスイと行けるという事がわかりました。
もし、自転車が自宅に放置されて、持ち主が現れなかったら、置いて行かれた家の人が自転車の処分をしなくてはならない。また、自転車の持ち主が、紛失届や盗難届を出していない限り、警察の方から盗難防止シールが貼ってあっても持ち主に連絡を取ることはない。
という事がわかりました。(これは、困りますね。警察で引き取ってくれたら良いのに。)
紛失防止タグも使うと良いかもしれませんね。