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「僕らは奇跡でできている」感想。毎回大切な事を教えてくれる。

僕らは奇跡でできている

 

「僕らは奇跡でできている」#7 カメは昔ウサギだった 2018.11.20日放送分

 

こんにちは、今期のドラマ、いろいろ見ていますが、私このドラマが一番楽しみにして見ています。回を追うごとに1つ1つのセリフが深い。

今回は、少しセリフもメモしてみました。#7は涙してしまいましたよ。

 

どうやらこのドラマ、常識や自分の固定観念や思い込みで、自分をがんじがらめにしてしまっていて、うまく身動きできずに苦しんでいる人へ、ちょっと見方を変えるともっと楽に生きられるよ。もっと楽しく生きられるよ。と教えてくれているようです。

今、道に迷っている人、自分をダメだと思っている人、みてみて下さい♪

 

見逃された方、動画配信で見ることが出来るかもしれませんので、どうぞ探してみてください♪

 

www.fujitv.co.jp

これまでのお話 

高橋一生さん演じる相河先生は、動物行動学を大学で講師として教えています。

このドラマでは、1話で「ウサギとカメ」の話が出てきます。

ウサギとカメの亀は、なぜ、寝ているカメを起こさなかったか。

ウサギはなぜカメに競争を挑んだか。

 

相河先生の仮説はこうでした。

(その前に、榮倉奈々さん演じる歯医者さん(水本育実)に、「ウサギに似てますね。」と告げてからの会話 )

カメは先へ進むことが楽しくて、そもそも競争などどうでも良かった。

「ウサギは、自分はすごい!と見せつけたかった。から」競争相手にカメを選んだ。

 

というようなお話でした。

榮倉さん、「自分はすごいと見せつけたかったから」というウサギに似ていると言われ、絶句状態。

 

 そして回を追うごとに、高橋一生さん演じる相河先生は周りの人たちの常識や固定観念をグラグラと揺るがして行き、

榮倉さん演じる水本育実先生の心もだんだんとほぐれてきて

 

以下ネタバレありです。ドラマのメモです。今回キーになりそうなセリフがたくさん出てきたので、メモしてみました。

 

 

第7回。(こんなにウサギとカメのお話が続くとは思いませんでした。)

前回の振り返りタイトル前映像

えっとここまでにもう1つ、リスの橋の話があります。

森を分断した人間が作った道路ができたがためにリスが、道の向こう側へ渡らなくなった。リスの橋を作ってあげれば、また森を行き来することができるのではないかと、相河先生がいろいろな人を巻き込み、森にリスの橋を作ります。

 

少し心が柔らかくなった水本先生が、相河先生とリスの橋を見に行き

そこで・・・


水本育実先生「私は、ウサギです。自分がすごいって証明したいんですよ。本当は自信がないから。どうしたら自分と仲良くできるんですか?」

とかなり涙しています。

まだ話が続きそうなそんなところへ、

相河先生「あっ〜〜〜」

と相河先生話そっちのけ、

リスが橋を渡っています。


相河先生「あっちの世界とこっちの世界が繋がりました。ものすごく嬉しいです。」

しばらくリスを眺める二人


相河先生「涙止まりました?」

水本先生「結構泣きました。」

相河先生「はいとっても泣きました。」

相河先生「ウサギ、自分がすごいって証明したいのは自分に自信がないからだって言っていました。すごいです。僕はそんなこと思いつきませんでした。」

 

何気なくやっているかのような講義内容もドラマのテーマとリンクしています。

 


講義で

ダチョウは、「飛べないのか 飛ばないのか」「飛びたくないのか」


「生き物たちにとっては分類されてもされなくてもどっちでも良いことですが、
そもそも分類すると言うことには無理があるのです。」

 

相河先生と仲のいい虹一くんが家出をしてしまう

虹一くんのママは、虹一くんの学校の勉強が遅れていること、人と同じことが出来ないことに悩んでいて、虹一くんの大好きな絵を描いたスケッチブックを取り上げます。(相河先生にも会わないようにいいつけます)そして虹一くんは家出をしてしまいます。


相河先生の家にて


虹一くんのママ「ママいつまでも逃げてるからダメだって言ってるの。」
虹一くん「僕はダメじゃない!」

虹一くんは、相河先生の部屋に籠ります。

ママは後を追いますが、

「僕の部屋に入っていいのは、家族と虹一くんだけです。」とママを制止します。

 

なだめようとする家政婦の山田さんにも、

ママ「山田さんはお子さんいらっしゃるんですか?」と

(あ、それ、このタイミングで言っちゃダメなやつ)を言ってしまいます。


相河先生「僕、虹一くんのすごいところ知っています。100個知っています。」

 

その日は虹一くんは相河先生の家に泊まり、次の日森に行くことになります。

(本当に100個良いところを虹一くんに言います)

 

森から帰宅後の相河先生の家にて

 

ママ「やればできるって事を教えてあげたいんです。」

相河先生「やれないのかもしれません。教科書を読むとき、頭が痛くなったり瞬きをしたりします。絵を描いているときはしてません。」

ママ「やりたくないからですよ。」

 

相河先生 意を決したように話し出します。

 

「僕は、子供の頃、人と同じようにできなくて、

学校で先生に怒られてばかりでした。

僕を馬鹿にしたような事を言う人たちがいて学校は大嫌いでしたが、

理科は大好きでした。

中学の時、理科クラブに入りました。

あるとき理科クラブで、十七年蝉の研究発表をして、

みんなに、すごいって言われました。

先生にも褒められました。

そんなことは初めてでした。

すごいって言われるのが嬉しくて、もっとすごいって言われたいと思いました。

すごいって言われたいから、理科クラブを続けました。

僕をバカにした人たちのことも見返してやりたい、とも思いました。

最初は楽しかったです。

でも、生き物のことだけは絶対に負けたくないって思っているうちに、

すごいことをやらなきゃって思うようになりました。

そうしたら、

生き物の観察が楽しくなくなりました。

辛くなりました。

寝る時、いーってやっても眠れなくなりました。


僕の祖父は、

「やりたいならやればいい、

やらなきゃって思うならやめればいい」

って言いました。

笑って言いました。

 


理科ができてもできなくても、

僕は、居てもいいんだな。

って思いました。

 

そうしたら、よく眠れるようになりました。

生き物の観察もまたやりたい。

って思いました。

 

僕は、やれないことがたくさんありましたが、

今もありますが、

やりたいことがやれて

ありがたいです。」

 

(このシーンは一生さんも涙をポロリと流しながらのセリフで聴いている榮倉さんも涙ポロリだったので、ぐっときました。私も涙が出てしまいました。)

 

「虹一くんは絵を描くことが大好きです。

あ、お母さんのことも大好きです。」

 

 

 

 

おじいちゃんと鮫島教授の会話(森にて)


鮫島教授「かずきが安心できる世界を作ったじゃないですか、

おじいちゃん「家とこの森だけ」

鮫島教授「それだけでもこの世界にいていい理由になる」

おじいちゃん
「外に安心できる世界を作ってくれたのは、鮫島先生です。」

 

相河先生、かなり世間になじめず苦労された様子の会話。(気になる)

 

虹一のママ早速眼科に連れて行ったら、光に敏感に反応して読書などの時に頭が痛くなることががるとわかり、自分の思い込みで虹一を決めつけていたことを反省し、相川先生の家に再びやってくる。

 

ママ「虹一がみんなと同じようにできないとダメな母親だと思われるって。」
相河先生と水本先生同時に「誰がそう思うんですか?」

ママ「見えない敵を自分で勝手に作っていました。ありがとうございました。」

 

虹一くんの家で、

ママ、虹一くんに「ダメなママでごめんね。」と謝る。

虹一くん「ダメじゃないよ。僕ママのすごいところを100個言えるよ。」と

色々とあげ出す。

 

一方、山田さん気を遣って相川先生と水本先生二人にしようと出かけ

二人の夕食のシーン

相河先生「僕、水本先生のすごいところも100個いえます。」

 

・歩くのが早いです。・あった時こんにちは。言ってくれます。

と誰でもできそうなことを羅列します。

 

水本先生

「それって誰でもできることじゃないんですか?」

相河先生

「誰でもできることは、出来てもすごくないんですか?」

 

水本先生も

一緒に100個あげ出します。

 

 

そうですね。人よりも優れていることを探しがちですが、

誰でもできることが出来るのもすごいことですね。

 

私も私のすごいところ100個あげてみようかな?

あなた自身のすごいところ100個、周りの人の事も100個あげてみてください。

きっと発見があります!!

 

 

最後に衝撃の一言!!

「僕は山田さんから生まれたんですよね。」

 

ええ〜〜〜~っ?

ものすごい展開、山田さん、家政婦じゃなかったの?

 

このドラマで「発達障害」と言わない優しさ

ちょっとドラマの流れから離れますが・・・私の個人的意見です。

高橋一生さん演じる相河先生は、動物行動学を大学で講師として教えています。

かなりの変わり者で、おそらく、今でいうところの「発達障害」というレッテルを貼られる個性の持ち主です。

 

私は、この「発達障害」という言葉が好きではありません。

 

人より優れているところもたくさんあるのに、いろいろな個性の持ち主の人たちを一括りに発達障害と呼ぶのが好きではないのです。多分「障害」という言葉が付いているのが嫌なのです。

うまく言えないのですが、プラスに目を向けるのではなくマイナスな面にスポットを当てているような。括り方が好きではないのです。

それに、私が子供の頃、確かにみんなと同じ行動ができない子もいましたが、そういう子は、そういう子ということで、周りが許し個性として認めていた気がします。「発達障害」という型にはめて、周りの人たちが安心したがっているような気がするからです。

 

個性でよくないですか?みんなと同じじゃなくても、よくないですか?

強烈な個性に囲まれて育った私は、家族や親戚の中ではものすごく普通と思っていましたが、私自身も少し変わっているらしいです。笑

 

予告が気になる

最後はちょっと真面目な話になりました。

 

来週は、相河一樹の出生の秘密?何があったのか?がわかるかもしれません。

 

山田さんは、本当に相河先生を産んだのか?それは比喩なのか?

タコに秘められた謎?

とても気になります。

来週が楽しみです!!

 

それと、7回放送分の空には、鳥とリスがいるので探してみて下さい♪

 

それでは、また!



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