こんにちは、お元気ですか?
週末、立て続けに地方が舞台の映画を3本観ました。
私個人の感想ですが、どれもほっこりする映画で、今日はちょっと疲れている方、人生に迷ってしまった方にもおすすめだと思うので少しご紹介させていただきます。
夏の夜空と秋の夕日と冬の朝と春の風 (福岡県・芦屋町)
タイトル長いな〜。笑
「夏の夜空と秋の夕日と冬の朝と春の風」
夏は夜、月の頃はさらなり・・・「枕草子」の冒頭を思い出すタイトルですね。
4つのオムニバス映画になっています。
私はお天気が良いとたまに海を見に出かけるのですが、芦屋町にもよく行きます。
その出かけた先のお店に映画のポスターが貼ってあり、
「オール芦屋町ロケ」の文字があり
ポスターの顔ぶれを見るとなかなか今をときめく俳優さんたちではありませんか!?
全部、芦屋町でのロケはすごいな〜。
公開はいつ?と確認すると2019年だったようです。残念、観たかった。
もしかして、配信で観られないかな?と思ったら、Amazonでレンタルされていました。
(DVDもあります)
Amazonプライムの見放題ではなかったので、レンタル代400円、ちょっと考えましたが、映画館で見れば1900円ですからね。ポチッとレンタル。スマホ画面で観るのが勿体無いので、少しでも大きなiMacの画面で観ました。
400円では少ないくらいです。
良い映画でした。
中学生の淡い恋心を描く『ナツヨゾラ』で映画初主演を務めたのは=LOVE(イコールラブ)の齊藤なぎさ。同じく映画初出演となる宮世琉弥とともに瑞々しい演技を見せている。『時々もみじ色』ではボクシングに熱中する主人公を鈴木伸之が務め、コーチ役のモロ師岡と絶妙な化学反応を見せた。『冬のふわふわ』で仕事に悩む主人公を好演したのは今注目の若手女優・飯豊まりえ。『桜咲く頃に君と』で余命わずかな妻を支える夫を演じた実力派俳優・市原隼人の涙を誘う迫真の演技は見逃せない。(C)2019「夏の夜空と秋の夕日と冬の朝と春の風」製作委員会
『ナツヨゾラ』齊藤なぎさ・宮世琉弥
『時々もみじ色』鈴木伸之
『冬のふわふわ』飯豊まりえ
『桜咲く頃に君と』市原隼人
キャスト良いですね。
4つのオムニバス映画がなぜ春から始まらずに夏からなんだろう?と思っていたら
主人公が中学生→高校生→社会人→夫婦
と段々と年齢が上がっています。
『ナツヨゾラ』は、誰の胸にも眠る夏の甘酸っぱい思い出。ふと思い出す方もいるかもしれません。二人とも可愛い。願いが叶う花火です。
『時々もみじ色』鈴木伸之さん、大学に行くか行かないかボクシングを続けるかと進路に悩む高校生の役です。(撮影当時25歳くらい?)夢中になれる何かみつかった?!ですね。
『冬のふわふわ』好きな何かを見つけたものの、なかなかうまく行かない皮職人を、今大忙しの飯豊まりえさんが演じます。仕事をする上で本当に大切なことは何?忘れがちな大切なことを気づかせてくれます。
『桜咲く頃に君と』夫婦の話。主役は市原隼人さん、小学校の先生をやっています。教え子たちが持ってくるプレゼントのあたりから涙がポロポロ出てしまいましたから。なんて綺麗な心の子供たちなんでしょう!!二人のショットが美しい!市原隼人さん、素晴らしい役者さんだと再認識させられました。
「心を洗われる」という表現がありますが、
4本のオムニバスを観た後は、かなりザブザブ洗われた感じです。
芦屋町は本当に海が綺麗だな〜。とも思いました。
上の写真の場所は、1本目の『ナツヨゾラ』に少年のお気に入りの場所として出てくるのですが、私もお気に入りの場所で今年の4月の終わりに撮ったものです。映画と少し違うアングルの写真です。(同じアングルの写真もフォルダーのどこかに、今は不明;)
実はこの展望台、芦屋町なんだろうか?北九州市若松区なんだろうか?と思っていましたが、芦屋町でした。笑
本当は教えたくない良い場所です。
桜のシーンは、桜の花が咲いていない季節の撮影だったのでスタッフが花を咲かせたそうです。すごいです。本物に見えました。
オール芦屋町ロケ映画、良い映画なのに、公開前の宣伝が少なかったのか上映館を抑えられなかったのか、私が知らなかっただけなのか、埋もれてしまうには惜しい映画だと思いました。
気になった方良かったらご覧になってくださいね。きっと芦屋町のこと、好きになります。
そして、機会がありましたら、訪れてみてくださいね。
どこかの誰かの日常を切り取った4つのオムニバス映画🎬
— YOKO (@herb1xyz) 2022年6月19日
犯人は誰だ?的な事は一切ないけれど、どの話も心理描写が丁寧に描かれていて、こういう映画好きです。
4つ目の春の話は子供達のプレゼントに涙。
芦屋町はやっぱり海がきれい💓
今日は2本も映画をみて心を洗いました❣️
おやすみなさい😴 https://t.co/Ebj68WvzDl
種まく旅人 みのりの茶 (大分県 臼杵市)
Amazonさんがきっとこれも好きでしょ?とおすすめしてくれる機能がありまして、こちらはprime見放題になっていたので、実はこちらを先に観ました。芦屋町の映画を探したらこちらもおすすめに出てきたのです。
「種まく旅人 みのりの茶」
— YOKO (@herb1xyz) 2022年6月18日
これは農薬の話のようです。気になる〜。
Prime特典で追加料金なしで観られるので、これも観ます🎥#種まく旅人みのりの茶#陣内孝則#田中麗奈 https://t.co/KDOohvB9uU
日本各地の農家の本音を聞いて回る農水省官房企画官の大宮金次郎。彼に大分県臼杵市役所の農政局長として省が開発した農薬を普及させよとの辞令が。旧知のお茶農家の主人・森川修造と農業
有機農法の大変さを実感する映画。
農薬を使ったら効率的だけれど、農薬を使わない方が、安心安全で味も美味しい。
お茶につく虫は、私が大の苦手な「チャドクガ」じゃないかな?指で触ったら本当は大変!というシーンもありましたし、農家さんがみたら、あの草取りじゃ終わらない、と言うシーンもあったかもしれませんが・・・
憧れの仕事につまづいてしまった田中玲奈さん演じるみのりさんが、少しずつ変わっていくのを見るのが心地よいです。(この映画の頃、細眉が流行っていたのかな?)
みのりさんのお友達が「みのりの言うカッコいいって何?」
というようなセリフがあるのですが・・・
あのあたりから、みのりさん、変わっていきます。
撮影も大変だったのではないかと思う作品ですが、有機農法のお茶を育てるのはもっと大変で、手がかかって、美味しいお茶ができたときには、この上なく嬉しいのだろうな。ということがわかった映画でした。
茶畑の風景がとても綺麗です。
カッコいいという言葉を使って言えば、
大変でめんどくさいことを丁寧にやり続けることはカッコいい!
と思いました。
そして陣内さん演じる、金ちゃん、お茶と同じく良い味出してました。
有機栽培に関わる話でした。
— YOKO (@herb1xyz) 2022年6月19日
お茶の香りを嗅ぎたくなりました。たった1人であんなに広い茶畑を有機栽培で⁉︎という驚き!
陣内さんが良い味出してました。
お茶を飲んだ時のように、ほっとする映画でした。🍵
疲れてる方にもおすすめです。
エンドロール、協力会社などか映るの、微笑ましい☺️ https://t.co/6X0WhEzFtz
エンドロールに、お茶畑と、ロケ協力の会社やお店などが大きく映し出されるのは、微笑ましいですね。
農業とか関係ない、と思う人にも観ていただきたい映画でした。
県庁おもてなし課 (高知県)
この映画は、タイトルそのまま。高知県の県庁おもてなし課の話です。
先に上げた2つは、町や市単位の映画でしたが、こちらは県単位、高知県です。
県庁のおもてなし課のお仕事のお話です。
観終わってから、知ったのですが、
原作があります。
「県庁おもてなし課」 有川浩
おお!有川浩さん!次々と映画化されている作家の方ではないですか!!『図書館戦争』は北九州市でロケの映画。(「植物図鑑」の文庫本は持ってます)
●有川 ひろ:高知県出身。第10回電撃小説大賞『塩の街 wish on my precious』で2004年デビュー。2作目『空の中』が絶賛を浴び、『図書館戦争』シリーズで大ブレイク。『植物図鑑』『キケン』『県庁おもてなし課』『旅猫リポート』で4年連続ブクログ大賞を受賞。他著書に『三匹のおっさん』『阪急電車』『空飛ぶ広報室』『明日の子供たち』『だれもが知ってる小さな国』『アンマーとぼくら』『イマジン?』、エッセイ集『倒れるときは前のめり』『倒れるときは前のめり ふたたび』など。2019年「有川浩」から「有川ひろ」に改名。
映画キャストは、
錦戸亮、堀北真希、高良健吾、船越英一郎とそうそうたるキャスト
堀北真希さん引退されましたけど、お元気ですか〜?
映画、面白いです!
パンダ計画本当にあったのかな?
この映画は、高知県なので、広いです。
高知までなかなか行けないけれど、その昔四万十川には行ったな〜。また行きたいな〜。と思い出しながら観ました。
いろいろな観光名所を視察するようなシーンがあるのですが、カメラとかで記録しないの?ただのデートになってるよ。というツッコミをさせていただきました。笑
高知、良いところですね。
「仕事がしたいぞ〜。」と叫ぶシーンが印象に残りました。
(誰が言ったかは内緒にしておきます)
本当のお役所の仕事は知りませんが、たぶん、お役所さんは、町の小さな企業より物事が決まっていく過程がたくさんあり、その過程の中で最初のやる気や良い案は失われていくのかもしれないな。と思いました。
観終わった後、ちょっとスッキリする映画です。ラブもちょっとあります。
終わりに
さてさて、みなさま、今の心境はどんな感じでしょうか?最近映画をご覧になりましたか?
な〜んか、疲れてるなあという方。人生どっちに進めばいい?と迷っている方、今日あげた映画は、観終わった頃少し元気になれるかもしれない映画です。
たとえば「ロッキー」のように「うぉおお!」と言う映画ではありません。派手なアクションや犯人探しもありません。
だけど、
みんな、ちょっとつまづいたりするけど、また前を向いて歩いていく。
という映画でした。
私はすっかり、ザブザブ心をクレンジング、ウォッシングされました。
たまには、映画を観るのも良いものです。
本当は映画館で観たいけれど、私は外出して観にいく時間が限られるので、Amazonさん、助かっています。ありがとう!!
それでは、今日はこの辺で。
みなさま、また!お元気で!